アルバムへのコメントいただきました。


ラヴラヴスパークとの出会いは、京都のうさぎというバーのカウンターで、そのひと月後には一緒にライブをしていたと思う。ハンチングキャップにボーダーのシャツ。ギターのヘッドにはハートをぶら下げて、まるで彼の歌詞の世界から飛び出てきた主人公が自ら歌ってるかの容姿で思わずニンマリしてしまう。このアルバムの完成は、本当に嬉しい。待ち遠しかった。ライブでしか聴けなかったこの素晴らしい唄の世界をようやく、じっくりと楽しむ事ができる。一つ夢の叶った気分なのです。

吉田省念

ちっともあたらしくなくて
ちっともふるくない音楽。
ちょっとぬるめの温泉みたいに
いつまでもあたたまっていられそうです。

マーガレットズロース 平井正也

彼には人を愛おしむ、気むづかしいまでの濃(こま)やかさがある。彼の気性を知って、彼の音楽を聴くと、その陽気な雰囲気に驚いてしまう。なんと言おう、気だてがいいのだ。「気立ての良い」に‘harmonious(ハーモニアス)’との訳語が宛てられていたことがあった。「釣り合いのとれた」「むつまじい」「調子の良い」。その調和は、ほんの少しでも外れると不協和を招いて彼のつむじを曲げてしまう。料理で言えば「いちばんうまいところ」を過ぎたからだ。彼は「うまいもん」にもまたうるさい。それは彼、長谷川一志が、うまいもん=音楽さえあれば「くさくさした気分もきっと晴れるよ」と、かたくなに願っているからでないだろうか。

扉野良人

ライブで、祝いで、催しで、京都暮らしのなかで聴き覚えたラヴラヴスパークの曲々。近すぎてコメントできるか心配しながらCD拝聴。曲同様に酔い姿も想像できる近い面々がとても良い顔で演奏しているのが見える。楽しくなる。そしてカズシくんは、どの曲もきのう作ったみたいに歌っている。そういえば彼はずっとそうだ。空気みたいに聴いていたラブラブスパークとその音楽の魅力を再確認。発売おめでとう。 

ふちがみとふなと 渕上純子